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親知らずの抜歯

周囲に影響するようなら
抜歯も検討します

親知らずとは、一般的に17〜30歳頃に生えてくる一番奥の歯のことをいいます。
永久歯の中で一番最後に生えてくるため、萌出スペースがなく、人によっては横や斜めに傾いて生えてきたり、骨の中に埋まったまま生えてこない(または最初から無い)場合があります。
親知らずによって、抜いた方が良い場合と抜かずに残す方が良い場合があります。
難しい抜歯の場合、より安全に抜歯するためCT撮影を行う事があります。
特に下顎では、親知らずのすぐそばを通る神経と血管が通っている下顎管という重要な部位があります。
CT撮影によって抜歯時の下顎管の位置や方向を正確に把握できるため、安全に抜歯することができます。

抜いたほうが良い親知らず

  • 全て生えきっておらず、歯の一部だけが見えている
  • 横向きに生えている
  • 歯並びを悪くする可能性がある
  • 食べ物が詰まりやすい
  • 歯肉の腫れ・痛みを繰り返している

抜歯の流れ

1 初診日
レントゲン撮影や、親知らずの状態を診査診断します。抜歯の予約とお取りします。(より安全な手術が必要となる難症例の場合は専門病院へ紹介させて頂く事があります。)
2 抜歯当日

当日、体調や歯肉の状態を確認します。麻酔をしてから抜歯を行います。

埋伏智歯の治療の流れ

(株式会社 プラネット/DentalX DX Finderより引用)

3 抜歯翌日
抜歯翌日に、出血や腫れの確認・傷口の消毒を行います。
4 抜糸
縫合をした場合、抜歯してから約1週間〜10日後に抜糸を行います。
特に問題無ければ、傷口が治るまでの治癒を待って終了です。